さとちゃんの、だだだだだ駄ブログ

【ナナサト】ピアノの方、勢いまかせのどーでもいい話と、たまにライブのお知らせなど大事な告知もします。

4月前半毎日のことを書こうとしたらほぼナナサトだった話

会社を辞めてプーとなり、何も記憶に残らない2020年下半期であってはまずいと思って始めたこの日記も、「でもそれも翌年3月末までのこと」と考える以外はなかった。

年を越して2021年になり、雪のことや大雪のことや豪雪のことに交えて、もちろんナナサトのことも、日々のちょっとしたことも相変わらず書き綴っていたけども、やっぱり「こんな風に書くのも、3月末までだし」と思う以外は特になかった。

3月中旬から、雪はどんどん消えて日差しのパワーは増し、目に映る緑や空の青も日増しに多くなる。転職や進学など環境の変化が特にない場合でも、そんな気候の中に身を置くだけで、新年度4月に向けて「さあ、またエンジンかけていくぜ」という気持ちがどんどん体内で作られる。勝手にわくわくしちゃう季節なんだよ、春先とはさ、つくづく思う。

そんな、季節の変化と太陽の恩恵を毎年3月にいただいてきたわけで、今年だって、そんな3月を経て「4月にはさすがに何かしら仕事を」と思うことに、何の疑いもなかったわけ。

 

ところがどっこいの、まさかの、無職で始まる4月よ。なんてこったい。季節も移ろうが、それ以上に人の感情や価値観も、こんなに移ろうんだなと驚く私です。

いや決して、現実逃避で過ごしてきたわけでなく、それなりに求職活動もしてきたけども…こればかりは縁だ、縁。あれほど希望をもって応募書類を作って提出したのに、面接後には「あんまり採用されたい気分じゃないな」と思う求人もあったし。全ては、なるようになっている、と思っておこう。

「4月には何かしら仕事を」という希望的観測。それが本当に私の希望だったなら、何が何でもそうしただろうし、そうならなかったのは、私の本当はそこではなかったということで。「急がなくていいんじゃない」と言ってくれる周囲の優しさもありがたく。無理に今働いて収入を得なくてもまだ何とかできる状況を作ってきた過去の私もえらいぞ。

 

そんなわけで、引き続きの無職で、特に何もなく先月までと変わらない日々なんだから、日記を書けばいいじゃないって話なんだけど、「4月にはもう日記やめて(仕事して)る」と思いながらこれまで過ごしてきたからか、何かが心の中で変わったのか、「毎日を記録するのは、もういいや」と思った。

それでも、4月のこの10日ほどを振り返ってみたら、90%ナナサトか!というような濃い日々だったので、日記のように記しておく。

まず4月4日の雨降る日曜日、横手市のY2プラザでナナサトのオリジナル2曲目の動画を撮る。

この翌日4月5日の夜、半年前から何となく構想はあった曲の、サビのメロディーが洗濯物干してる最中にふと降りてきて、あっという間にサビができた。さっそくボイスメモに録ってななちゃんに聞かせたら好反応。

翌日4月6日、子の通う学校も新学期が始まり、久々、また一人の長い時間ができた。朝の家事が終わったら早々に音楽室にこもり、曲作りの続き。「こういう曲を作ろう」と言う想いは半年前からあったので、サビのメロが固まったら、そこからが早かった。

大体の全体像をまたボイスメモでななちゃんに送ると、ななちゃんから「これは、早く出したい」と。私も作りながら、この曲は、優先順位が先頭の方だ。とにかく早く世に出したい…と思っていたので、考えが同じで嬉しい。

有る時間を全部使って、とにかく自分の中で歌詞とメロとコードをブラッシュアップ。完全に無職の恩恵。いい人生だよ。暮らしていくための収入をどうするかは、別途考えます。

そんな具合に、心身がふるふると気持ちよく震えていた4月7日の夕方に、激震が走る。

ななちゃんが「応募したい!」と言うのでエントリーしたこれが、、1次審査を通っていた。

エントリー総数がどれくらいかはわからないけども、そして1次通過だけでも200組のアーティストがいるけども…自分が作った曲が、そしてナナサトでやった曲が、誰かの審査を経て次に進んだという事実が嬉しすぎたし、Twitterで応援してくれる皆さんのコメントに、ほんと体が熱くなる思いだった。今ならリアルにへそで茶をわかせると思った。

翌朝見た、ななちゃんのツイートも熱い。

ナナとサトでセルフ投票×3日間で6票獲得は間違いなし!そして、Twitterfacebookで「今日も投票したよー」と教えてくれる皆さん。本当にありがとう。

 

で、その後これがどうなったかはまだわからない話だけども、それと並行して、先週作り上げた新曲は  

ものすごい勢いでナナサトのものになろうとしている。

こんな激動の4月上旬、ななちゃんはむちゃくちゃ仕事の繁忙期。身体が二つあるんだと思う。「フットワークが軽い」とか「バイタリティ溢れる」という文字を紙に書いて丸めて飲み込んだ過去もあるんだと思う。あの気力・体力に脱帽。

私は、体が人の半分かってくらい、なんていうかのろんと緩く生きてるここ数か月だけど…。曲の構想が静かに静かにずっと体内を流れていて、何かをきっかけに滾々と湧き出して、一気に出来上がった今回のこの曲。気持ちいかったな。

そんなこんなで、仕事は決まらないままの4月新年度スタートだったけども、季節と太陽の恩恵にプラスして、ナナサトをやってることで、わくわくが止まらない、薄れない、膨れるばかりの素晴らしき4月を今のところ過ごしているのでした。ちゃん。