さとちゃんの、だだだだだ駄ブログ

【ナナサト】ピアノの方、勢いまかせのどーでもいい話と、たまにライブのお知らせなど大事な告知もします。

ななちゃんとの出会い

ナナサトのピアノ、さとです。こんにちは。

仲良くなったお客様たちや、音楽を通じて知り合った方々が、我々の出会いについて聞いてくれることがけっこう多いので(興味持っていただいて、ありがたいす)

せっかくなので書いてみます。決して説明がめんどくさいからじゃないですよ。

 

あ、もちろん直接聞いていただいてもいいんですよ。けどね、

「ナナサトってどうやって知り合ったの?」と一言で聞かれると

それに至るまでの私の心の中の熱情を説明するには時間と言葉と喉の潤し(ビール)が足りず

「私がななちゃんをナンパした」と一言で終わってしまうのです。もったいない。

 

そうじゃない、決してそうじゃない、「ナンパした」なんて一言じゃ済まない。なので、ここに残しておこうと思います。

 

興味のない方は、この辺で画面を閉じてくださいアデュー)

 

時は遡り2019年1月。
ここ数年、いつも横手市十文字のRe:MIX(リミックス)で行われるライブイベントがあり、私もそれにバンドで出演が決まっていました。
当日まで1ヵ月を切るころ、メンバーより「今回は、ゲストですごい人いろいろ来るらしい」と聞きます。
その中の一組(一人)が、ナナちゃんでした。フライヤーを見ると「nana」と表記されています。

「そんな女子、県内にいるのか」と思った私は、さっそくyoutubeで「nana  秋田」で調べます。

nana」と入れたあと、スペースを打ちながら考えたことは、「秋田」って入れないと、あれが出てくるよなあ」と。案の定、矢沢あい大先生の漫画NANAが出てきて、それはそれで、そのあと見ました。

 

nana  秋田」での検索により、私が探したかったであろうナナさんご本人の動画はすぐに見つかりました。ちなみに今調べると「秋田犬nana」というのも出てきます。こちらも可愛いです。

 

ナナさんの動画はたくさんありました。

チャンネル登録者数は、数人とか数十人とか数百人じゃなくて
再生回数も、曲によるけど、アップロード日がそんな過去じゃないのに再生回数が1万回をゆうに超えてるのもあって

「え、すげえええ!!!」と思いました。人間だもの。

片田舎で、全然思うように活動できていない私だもの。「youtubeにアップロードってどうやってやるの?」なんて2018年12月時点で全くわかってない私だもの。

「え、すげえええ!!!」と思いました。誰もがきっとな!


曲もいくつか聞かせてもらいました。
うまいなあー。今度一緒に、何かやりたいなあーと思いました。

ナナちゃんがギター・ボーカル、私ピアノで、アコースティックデュオ。いいじゃない。

上手な人に便乗させてもらおう、あわよくばナナちゃんと一緒にやることで私の名前も少し知れ渡るかも…なんて、そんなはしたない考え

すぐに思うに決まってるじゃない。人間だもの。たいして活動できてない私だもの。


まあそんな、下心を認めがらではありますが、ナナちゃんと一緒にやってみたいなあと思った一番の理由は
「すごーーーくたくさん活動してそう」だったからでした。

 

(ここから、さらに深く語り入りまーす)

-------------------------------------------------------------------------------
私は、とにかく人前でライブがしたくて、長いことフラストレーションを溜めていた。
リミックスでのライブに出演していたバンドは、年に1度、そのイベントのためだけに集まるバンドだった。

メンバーそれぞれが、それぞれの仕事があり、それぞれの家庭事情があれば、そしてメンバーが5人もいれば
コンスタントにライブ活動をしたり、集まって音合わせを何度もするのはなかなか簡単ではないって、同じような環境にいる人ならわかるかと。

まして、5人いれば、5人それぞれが音楽活動に求めるものも違えば、音楽に対する温度も違う。本当の本当にやりたいジャンルもずれがある。

そもそも自分の時間の何割を音楽に使いたいか、人それぞれ違う。そのうえ、「自分のための、音楽活動の時間」の中で、このバンドにどれくらい時間を使いたいかも違う。


だから、年1回そのイベントのために、2か月くらい前から選曲を兼ねて集まり、そして何度か練習して楽しく本番を迎え、打ち上げに行って楽しく飲んで、おしまい

それが精一杯というか、それがきっとちょうどよかった。

 

メンバー一人ひとりのことがとっても好きで、5人でスタジオで音を出すのはとても楽しかったけど、「もっとやろうよ」と私の要望のままに進んでいったとしても、5人それぞれが5通りの気持ちや事情をかかえて、そう簡単には気持ちよく進んでいったかはわからない。

だから、年1回でよかったのだ。

------------------------------------------------------

エモいタイム終わり。

 

そんなわけで、一応人前でライブをやることはありつつ、でも私は私で、もっと、人前でライブをやりたいと思っていたわけなのです。
しかし一人で弾き語りでもない(そもそも歌えない)
だーーーーれかーーーーー いい人いないかなああああああーーーーーー

って、心の片隅でずっと思っていたのです。

そんなときに、ナナちゃんを知ったときの衝撃。このyoutubeへのアップ歴。

彼女とユニット組んだら、いっぱい人前でやれるかも、と思うのは、不思議な流れではないでしょう?

つむじのど真ん中から足の小指の爪の先まで、私の全身が「ナナちゃんと一緒に活動してみたら?ゴーゴーさとちゃん!アタックよ」と私を掻き立てていた。


そういうわけで、2019年1月の、リミックスでのライブイベントの際に、絶対に声をかけて「よかったら、今度一緒にやりましょう」と言うんだと決意したわけです。しかも

「よかったら、いつか一緒にやりましょう」じゃなく、

「今度一緒に」と言うんだと。


「いつか一緒に」ってのは、大体やらずに終わる。言ったこともあるし言われたこともあるし、大体やらずに時は過ぎてきた。

「今度一緒に」って言うんだと思った自分に、「あ、こりゃまじだな」と自分でも少し魂が震えた感じがしたのでした。ああ懐かしいなあ。

 

長くなったから、続きは後半で。

 

f:id:nanasatoakita:20200928150719p:plain