さとちゃんの、だだだだだ駄ブログ

【ナナサト】ピアノの方、勢いまかせのどーでもいい話と、たまにライブのお知らせなど大事な告知もします。

タクシー観光当日までの話

慌ただしくしているときでも、ふっと心に引っ掛かり、妙に気になってしまうものがある。

10月7日(水)朝、あと30分もしたら娘の運動会を見に出かけるぞーとしていたとき、たまたまこちらのツイートを見かけた。 

ふっと引っかかったのは「体験者募集」「無料」というところ…という、ごく普通の人間さとちゃんです。でも妙に引っかかったのはこれだけではなく、

これをブログで書くとしたら、どうなるんだろうな、誰に向かってどう書くのがいいんだろう、その前に、タクシー観光ってどういうもんなんだろう、私もわかってないな、難しいな、ブログに書くとき逆に大変かな、まあいーや!

 

と言うわけでとりあえず詳細を調べてみたよ。

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↑画像です。正式ページへはこちら

決められたハッシュタグをつけて投稿とか、必ずこのURLも一緒に載っけて発信とか、そういう条件ないんだろうか…なんて思いながら見ていたら

令和2年10月1日(木)午前9時から10月7日(水)正午まで(締切)

あと4時間で締切じゃないの!しかもこれから午前中だけとは言え、運動会見に行くんだよ!

それでも「なんか、逃したくない!」と思ったので、急いで応募用紙(Excel)をダウンロードし、急いで記入していく。さあできた!送ろう!

送付先:秋田県ハイヤー協同組合(秋田県ハイヤー協会 内)

Fax:018-XXX-XXX

詰んだ(^^)

 

家を出るまであと15分だし、コンビニ行ってプリントアウトしてさらにFAXとか無理。

そんなーー。

他の応募方法や、応募先メールアドレスとか書いてないか、ハイヤー協会のホームページを見ていたら問い合わせフォームがあったので、そこから「この問い合わせの返信メールに応募用紙を添付する形で、応募するのはダメ?」と問い合わせてみた。

SNSで拡散してねって企画なのに応募受付がFAXのみって、そんなあ!

…この問い合わせも、いつ気付いてもらえるやらフゥ…。どうせ返信くるのなんて明日とか明後日なんだろうな…

なんて思いながら送った1時間後には「こちらのメールに返信という形での応募、OKです」と返信がきてた。はやい!

ディスってごめんなさい!

 

帰宅してすぐ、記入しておいた応募用紙を送った。

希望エリア:男鹿

希望する観光施設など:おまかせ

と書いたところ、「ご希望場所のご検討などなさってください。」と返信メールが来ており

いやー正直、男鹿のこと全然知らないんです、だから男鹿のことに詳しい現地タクシーの方々がおすすめするところに連れてってほしいんです。

てな具合に返信した。

 

翌日午後、ハイヤー協会から電話があった。

昨日送った応募用紙の中身に触れ、手配するタクシー会社に「現地に近いタクシー会社の方々がお勧めするところに行ってみたい」という私の要望を伝えたら、そういう感じでもOKだって、という内容の電話だった。

「そのうち、担当のタクシー会社から連絡行くと思うので、詳しくはそこで話してみてくださいね」と。

 

え、私、当選したの?(・ω・)

 

当選したつもりでいて、いいんだろかな~なんて思いながら過ごすこと10日余り。

その後、「抽選の結果、貴方様が当選されましたので、ご連絡申し上げます。」というメールがハイヤー協会から届く。どうなってんのん。面白いなあ…

 

可能ならハイヤー協会のHPにも体験談を載せたいとあり、それはもちろんいいんだけど、どのように情報のやり取りをすればいいのかイメージが沸かず質問すると

「当方もこのような企画が初めてで、不慣れでご不便をおかけします。」とのお返事。むしろ正直に言ってくれて好感度があがる一方です。一番最初の問い合わせフォームへの即レスから、好感度があがる一方です。

 

というわけで10月26日(月)、行事振替で学校が休みの娘と一緒に、正式に観光タクシー体験ができることになった。

13時に道の駅てんのうで待ち合わせ、16時までにそこに戻ってくれば良し。

なぜ男鹿でなく、そこを待ち合わせ場所にしたかと言うと、そこで昼ごはん食べてちょっと物産見て、ストリートピアノも弾けるし、余裕があればグリーンランド内をゆっくり散歩もできしなと言うことで。

 

体験乗車まであと5日。お世話になる新昭和タクシーさんから電話が来る。

ハイヤー協会から伝わっているとは思いつつ、再度、男鹿をほとんど知らないので、皆さん方がお勧めするどこかあれば連れていって欲しい旨を伝える。

電話口で話すのは女性、すぐそばに男性がいる様子で、度々受話器を遠ざけて、そばにいる男性と「なまはげ館だべが?」「寒風山さ上ってあーだこーだして、せば3時間が?」なんて声が聞こえる。いっそのことスピーカーオンにしてお互い話したい(笑)

 

なまはげ館は、行きたいんだけど、時間を気にせずじっくり見たいし(じっくり見るにはどれくらい時間を使うかもわからないし)、何より行こうと思えば自分で運転して行けるので。

ここで、もう一度自分の志向をさらって言うとすれば、「観光ガイド見て行き場所決めれるくらいなら、自分で運転していくし。そうじゃなくて、現地に詳しい人が何気ない風景と思って見てるものが、違う土地から来た人にとっては新鮮じゃないかって。そういうところ、見てみたいんだよな」ということ。

とは言え、その理想に叶う場所を「じゃあここだ」と言うのは難しいなとも思うので、とりあえずで、「建物よりは自然とか、神社とか」と言った。

そうしたところ、「せば、ごしゃどうが」と受話器の向こうから聞こえた。

 

「ごしゃどう」漢字が分からず、ひらがなでメモした。

「んでよ、今喋ってるの私だけども、実際に運転するのは私でないのよ。あのよ、シャイでよ、こうやって電話で喋るのダメだどって」と電話口の女性。

さっきから、女性のそばで喋ってる男性は、ペラペラあちこちの場所を出してくれてるのが受話器越しに全部聞こえているんだけど、その人ともまた違うのかな、まあいいや!

 

というわけで電話を切り、ワクワク上昇。

当日へ続く。