ナナサトのリハ
ナナサトの練習は、ほぼほぼ、由利本荘市文化会館カダーレで行われております。
お互いの家庭のそれぞれの事情があり、場所も時間もほぼほぼ固定、土曜日の朝9時から正午までの3時間
ナナちゃんち→カダーレ 数キロ以内
私んち→カダーレ 約54km (*´∨`*)
ということで「ガソリン代と運転の労力の分…」と、スタジオ代は全額ナナちゃんが支払ってくれております。ありがとうございます。
ありがたやと言っておいてなんだが、利用料は安く、キレイで壁面のデザインも美しく(そして機能的にもよく)、さらに部屋が長方形でないところが不思議とまた心地よく、オススメです。
この通り、何にもない部屋なので、私は
88フル鍵盤のキーボード
キーボード用シールド
スタンド・イス
付属品(ダンパーペダル、アダプタ等々)
ミニアンプ
マイクスタンド
マイク・マイクシールド
最近加わった鍵盤ハーモニカ
を持っての出陣であります。書くだけで息切れが。
ライブ出演のときは、アンプ・マイクスタンドやマイクはもちろん、シールドまで用意してくださっている音響さんもいらして、そうなると私が運ぶのは楽器本体と付属品・スタンドとイス、だけになるので本当ーーに楽でありがたいす。
イスこそ、スタジオにもライブ会場にもありそうじゃん、て思うでしょ?ありますよ。
けど椅子の高さには一応こだわってるんです。ちなみに私は高めが好きです。
あ、スタジオには何もないと書きましたが、長机、折り畳み椅子、譜面台、そして空気清浄機はあり、毎度活用させてもらってます。ありがとうございます。
リハの日は、9時前にカダーレ到着、スタジオにせっせと物を運び、ナナちゃんと今回やる曲の話や家族のことや仕事のことなど、なんやかんやあれこれピーチクパーチク話をしながら
手は決して止めず、ちゃっちゃかとセッティングをして遅くても9時15分には音出し。
そこから怒涛の練習が始まり、11時50分には練習をやめて、そこからまた、練習前以上のスピードでちゃっちゃかと片付け、それぞれの車に荷物を積み込みます。
そこから「ランチ行ってまったり話そうか~」なんて時間は、母さんたちにはないのです。11時50分に片付け始め、機材を積み込み、「じゃあまたね」と手を振って別れ、自分の車に乗り込んで時刻を見るとそれでも12時5分だったりする。すげーな。
つまりはスタジオを出たら即さよなら。母さんたちに時間はないのである。
ううう:;
私はそこから、本荘市内で一人ラーメン探訪といきたいところなんですが、最近はとっとと帰路につき、どこにも寄らずピューンと帰る。そうすると13時過ぎには自宅に着けるわけで、もう本荘まで通うのにもすっかり慣れちゃって、全然遠い気がしないや。
リハ中、ナナちゃんはスマホで演奏中の動画を、私はボイスレコーダーで録っていて、それを帰りの車で聞いて帰る。
曲をやってて、何度合わせても「どうにもしっくりこない(けど何かひとアレンジ加えたい)」状態になるときがあって
そんなときは、「これは寝かそう」と合言葉のように頷き合って、そこでの練習はもうやめる。で、そうなった曲を帰りの車の中で何度も聞いていくと、そもそも耳を傾けていた箇所がずれてたなあというか、木を見て森を見ずというか
時間を少しおいて楽器から離れてただ聞いてみると、私たちが身をおきたかった森に、さっき持ってきたその木はちょっと違ったわと、意外にあっさりと解決の方向が見える。
で、そこで見えた方向というのは、どっちが先に言い出しても必ず「わかる。それだ。」ってなるから、たいそう都合がよい私たちです。
曲ひとつのことでいえば、木やら森やらなんだけど、さらにセットリストが絡むと鳥の目も必要になってきて、それを考えるのもまた楽しいんだけど、今回はこれにてアデュ。